わたしは田舎が岩手県なので
小さい頃からしょっちゅう遊びに行っていました。
短大時代は岩手で暮らし、岩手の学校に通い、
そのまま永住しようかとさえ思っていたほど大好きなところです^^
そんな思い入れのある岩手ですが
養蜂場があるとは知りませんでした。
いわてのはちみつ 小野養蜂場さん。
小野養蜂場さんで作っている
そば蜜 というはちみつのモニターをさせていただけたので
レポートします^^
はちみつ と言ったら
アカシア蜜が有名ですが
そばのはちみつもあるんですね~。
岩手は「わんこそば」が有名ですし
岩手の養蜂場のモニターをさせていただくなら
そりゃそば蜜でしょう!
とか勝手に思ってそば蜜を選びました(笑)
黒糖かと思うほど色の濃いはちみつです。
はじめ見たときちょっとびっくりしました^^;
岩手好きにはなんだか嬉しい「南部蜂蜜」のロゴ。
南部っていうのは、戦国~江戸時代にかけて
岩手一帯を治めていた藩の名前です。
南部せんべいとか南部鉄瓶とか
岩手の名産って「南部」ってつくものが多いですよね~^^
届いたときにはやわらかく固まっていました。
こうして見ると本当に黒糖ですね~。
そばの花は真っ白らしいんですが
はちみつになるとこんなに褐色の蜜になるそうです。
香りや味も、代表的な黄金透明色のはちみつとは異なり
独特で特徴のある風味のようです。
含まれている成分も淡色蜜とはだいぶ違うようで
● 貧血の改善や予防になる 鉄分・銅
● 体内の余分な塩分を排出する カリウム
● 抗酸化作用があり血管を強くする ルチン
などが多く含まれているそうです。
ただでさえ採取が難しくなってきているそば蜜が
テレビで取り上げられるほど有名になったのは
こういった有効成分によるものなのかもしれませんね。
そば蜜の詳しい説明はコチラをどうぞ^^
軽く湯せんしてあげるとすぐ液状に戻ってくれます。
黒糖みたい、って何度も言いましたが
実際の味も黒糖のようでしたよ。
黒糖の奥深い甘みと味に
なんだか覚えのある酸味のようなものが…
よくよく考えたら
プルーンにも似た味なのかもしれないって思いました。
このそば蜜ひとつがとても個性のある味なので
調味料として使うにはちょっと難しいのかな?
と思ったんですが…どうなんでしょう^^;
わたしはパンにはちみつやメープルシロップをつけるのが好きなので
いつもと同じように、パンにそば蜜を塗って焼いてみました。
するとなんと!
黒糖プルーンの味から
くるみのような味に変化しました!
たぶん、「塗ってから焼く」のがポイントだったと思います。
くるみバターのような芳醇な味わい。
これにはびっくり。
熱を加えると味が変わるってことでしょうか?
少し、玄米のような味にも感じました。
これらのことを考えたら
何かしらの料理に上手に加えられるかもしれませんね。
クッキーを焼くときなどに加えたら
上記のような味の変化をうまく使えるかもしれません^^
そしてもうひとつ発見。
ブラックコーヒーにほんの少し、このそば蜜を加えると…
インスタントコーヒーが
まるで煎りたての本格珈琲へと早変わり!
なんだか香ばしいような
コーヒーの味に奥行きがプラスされるような風合いになりました。
珈琲独特のちょっとだけ感じる酸味のようなものも
見事に復元されるような感じです。
ほんの少しだけ、ですよ。
そば蜜の独特な風味を活かす程度に入れるんです。
そうするとコーヒーが珈琲に変わる(このニュアンスわかります?笑)
料理下手なわたしが
このそば蜜を料理に上手に取り入れるのは
ちょっと難しいような気もしますが(汗)
シンプルにパンに塗って焼いたり
上記のようにコーヒーに加えたりするだけでも
すごくそば蜜を活かせたような気がして大満足です^^
スコーンに塗って食べるのも美味しそうだな~
今度やってみよう^^
小野養蜂場さん、本当にありがとうございました!