クリスマスイヴの無料情報誌配布

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クリスマスイヴに某無料情報誌の配布バイトをしたことがあります。

別にぃ〜。当時は彼氏とか欲しいとか思ってなかったしぃ〜。
特に予定も無かったしぃ〜。
配布要員が足りなくて困ってるってすがりつかれたしぃ〜。
配布中に見える街のイルミネーションが綺麗だったしぃ〜。

という負け惜しみはほどほどにして
今でも覚えているその時に起きたとある出来事を。

仕事帰りの人をターゲットにした配布作業だったんですが
まぁシーズンがシーズンなだけに皆急ぎ足というか目的地があるというか。
それを逆手に取って

「お得なクーポン券ついてますんで是非使ってくださいメリークリスマス♪」

なぁんて笑顔を振りまいてサンタ帽子かぶってハフハフ寒い中お仕事してました。


そんな中。
他の人々と同じように急ぎ足のサラリーマンの若いお兄ちゃん登場。

もちろんわたしはお仕事なのでそのお兄ちゃんにも笑顔振りまき情報誌を差し出します。
そしたら兄ちゃん、びっくり仰天な発言をしました。

「僕、急いでるんですよ！
定時で終わるはずだったのに急に残業頼まれて
彼女との約束もキャンセルして今仕事中なんですよ！」

キレられました。
ご丁寧に事情まで説明されました。

まぁ、相当ご立腹だったのでしょう。
前々から彼女とクリスマスイヴの予定を立ててたんでしょうね。
楽しみにしてたんでしょうね。
それが思わぬ残業依頼。
断れなかったんでしょうね。
やり場の無い想いがつのってたんでしょうね。

「ご覧の通りわたしも仕事中で〜す♪」

って返してやりましたけどね。（コラコラ）

評価くれると喜ぶらしい