「PASSOとプチトマーニな仲間たち」のプチトマコレクション「プチ自慢投稿!」で現在「もらって嬉しかったプレゼント」がテーマになってるので挙手挙手挙手〜。プチ自慢、させていただきます。
ちなみに「プチトマーニ」とはプチ(小さいもの、カワイイもの)なモノ・コトをこよなく愛す女性たちのことを指すんだそうです。
シロガネーゼとかキャナリーゼ(豊洲に住む女性たち)みたいな感じで個人的に是非流行って欲しい言葉です。
あれは何年前のことだったか…結構昔の話なんですけどね。
わたしがまだOLをやっていた時代。激務に追われて肉体的にも精神的にも参ってしまってとうとう仕事を辞めるまでに追い詰められた時があったんです。
仕事を辞めて、肉体的には徐々に体力回復していったんですが、精神的にやられちゃうと心ってなかなかすぐ復活してくれないじゃないですか。繊細な部分だしね。
そんなワケでしばらく家にこもる日々が続いたんです。
自分の誕生日なんて思い出す余裕さえないくらい心が沈み込んでましたね。
ある日
「なんか紙袋が玄関の門にかかってたよ。アンタ宛てみたい」
そう言って母がわたしに小さい紙袋を手渡しました。
なんだろ?全然見当がつかない。
開けてみると、手紙と1冊の絵本が入ってました。
(手紙は個人的な内容なので割愛しますけども)
本のタイトルを見た瞬間、ぶわっと涙が溢れ出ました。
そしてすぐ、誰からの贈り物かも分かりました。
手紙を読んだらやっぱりその子だった。
その子は、わたしの高校時代からの友達で、なんて言うんだろな、感性が似てるというか、「想い」や「心」などを非常に大切にする真っ直ぐで格好良い女性なんです。
彼女はわたしが激務で身も心も枯れ果て精神的に参っている状態なのを知ってました。
と言っても「仕事辞めた」としか伝えてないんですよ。
多分勘の鋭いあの子のことだから、その時のわたしの声のトーンとかいろんな雰囲気で察したんでしょうな。
それからは連絡も無く、そっとしといてくれてたんだと思います。
その日はわたしの誕生日でした。
手紙には
「焦らなくていい、急がなくていい。お前はお前。お前はこの世にひとりしか居ない。私はいつでも待ってるよ」
そんなようなことが書かれていました。
彼女のやさしい気持ちがこの小さい本に凝縮されてるような気がしました。
言葉では言い表せないほどのうれしさと、あったかさをもらいました。
んん〜♪プチトマーニですなぁ♪