香水を好きになって
あれこれ香りを試して楽しむようになったけど
ムエットを試したりサンプルを試したりするだけで
香水のなんたるかは全く知らない状態でした。
感覚で楽しんでいたっていうか。
これは好きな香り~これは苦手な香り~、とか
そんな感じの楽しみ方。
でも今年からは
香水のなんたるかとかアイテムの背景とか
香りだけじゃないいろんなことも学んでいきたいな~と思い
手始めに本を買ってみました。
香水図鑑
こちらは2008年度版。
最新版では無いのだろうけれど
ブックオフで105円のものを見つけたのでラッキーだった^^
2008年度版とはいえ
今もお店に並んでいる香水が掲載されているので
いろいろと勉強になります^^
ほとんどカラーのページで見やすかったし
いろんなボトルが並んでてウキウキする!
各香水の簡単な説明と、
「甘さ度」「さわやか度」「セクシー度」「スパイシー度」が
それぞれ5段階評価されてました。
香りはやっぱりどうしても人それぞれで感じ方が違うから
あくまでも参考程度のものになるのだろうけれど
それでも初心者のわたしにはとてもわかりやすかったです。
香りのノートについても詳しく書かれていたし
どんな香りが好きかで
自分に合うノートを探すこともできるようになってました。
香りの傾向でまとめられた図表もあったりして
香水初心者さんにはとっつきやすい内容だな~って思いました^^
でも一番楽しめたのは、コラム。
ブランド誕生の背景だとか、コンセプトだとか。
まさに今わたしが学び始めたいと思っていたことが書かれていて。
けれどそこまで深く掘り下げられておらず、さわり程度といった感じ。
なのでサラッと楽しめる、ちょうど良い質。
もっと知りたいな~って思ったら
今度はそのブランドに絞って調べれば良いのだものね。
以前、ラルチザンの路面店にお邪魔したときに(無謀!)
店員さんの香りの説明の仕方に感動したのです。
調香されている香りも大切だけれど
それ以上に、感覚的なもの。
香水をムエットにひと吹きしてくれながら
香りから連想する情景を、まるで物語のように話してくれた。
わたしは、香りを感じながら、目を瞑って聞いて。
おとぎの国に迷い込んだかのような錯覚を覚えた。
香水図鑑を読んでいたら
なんだかそのときのことを思い出しました。
香水の香りというものは
これとこれが調香されてて、だからこんな感じの香りになって、
とかいう学問的思考で難しく捉えるのではなく
独自の感覚で楽しんでいいんですね。
この香りとこの香りが調香されてこんな香りに感じた!
という楽しみ方も楽しいけど
これからは
それにプラスして、ブランドコンセプトや香りの背景や情景。
そういった感覚でも楽しんでいけたらいいな。
そうやって考えると
香水って、香りを楽しんだりリラックスしたりするだけじゃなく
芸術作品にも思えますね~^^
香水の本はほかにもいろいろあるようなので
また見つけることができたら買ってみよう。
ブックオフで(笑)