先日、ケンコーコムさんからのご招待で
『お米の楽しみ方をもっと知ろう!リアルイベント』
に参加させていただきました^^
あいにくの雨模様でとっても寒い日だったのですが…
米・食味鑑定士でもあり
お米五つ星マイスターでもあり
ごはんソムリエでもあるという
3つのお米の資格を持ったお米のプロ中のプロ
株式会社田中米穀の大井義孝さんの講義が聞ける!
ということで
参加者の皆さんも、もちろんわたしも、
ワクワクドキドキで雨も寒さもそっちのけ!
桑原さんちの魚沼産コシヒカリと
石橋さんちの新潟県長岡産コシヒカリと
松永さんちの新潟県長岡産こしいぶきの
3つのお米を食べ比べしたりもして
熱気ムンムンでとってもためになるイベントでしたよ~^^
『お米をもっと楽しもう!』のトラックバックコンテスト参加中
会場には、全国産直米の会のポスターや
ご飯の写真、お米の写真、稲田の写真、収穫の写真など
国産お米にまつわるあれこれがたくさん掲載されていました^^
今回のイベントで食べ比べをする3つのお米や
講師・お米マイスター大井さんの賞状などもあって感動~
お米マイスター…憧れるわぁ~
お米が美味しいと、おかずも美味しく感じるもんね~^^
食べ比べのためのお米、炊飯中!
事前アンケートで
「ご飯とあわせて食べたいおかず」も聞かれていたので
おかずとして何が出てくるのかも楽しみ♪
お米マイスター大井さんの講義では
参加者さんからの質問も飛び交って
それはもう白熱した内容の濃いディスカッションでしたよ~!
大井さんのお話はもちろんどれもこれもためになるのだけど
参加者さんの質問の内容もとても詳しくて
すごいな~、すごいな~、って、ずっと感心しっぱなしでした。
お米マイスター大井さん^^
とても気さくな方で、わかりやすく話してくださって、
お米素人のわたしでも理解できる内容にしてくださってたので助かりました^^
さて、ここでいくつか
大井さんに教えていただいた
お米をもっと美味しく炊く方法を挙げてみましょう。
● お米を研ぐときは冷水で!
温度のある水(ぬるま湯)とかで研ぐと
お米からうまみ成分が溶け出してきてしまうので
手が冷たく痛いけれど、冷水で研ぐほうがいいそうです。
●
お米を割らないように洗う
研ぐというより洗うという感覚のほうがいいかも。
力を入れて研ぐとお米が割れて美味しさが半減してしまうそうです。
力は入れずに、洗うようにやさしく。
●
お米の吸水時間や状態にも気をつけて!
お米を研ぎ終えてお水を吸わせてあげる時間。
最も適しているのは1時間だそうです。
そして、この時も冷水が好ましいのだそう。
冷蔵庫に入れて吸水させるのもひとつの手だそうですよ。
●
今の炊飯器は優秀だから任せちゃおう
ご飯を炊く器具っていろいろあるけれど
お米マイスター大井さんのオススメは炊飯器。
今の炊飯器はよく考えられているから失敗が無いんだって。
●
炊飯終了後はまず『ほぐし』を!
炊飯器がピーピーいったらそのまま蒸らしに入らず
まずは一度フタを開けて、必ず『ほぐし』を行おう!
お米を潰さないように下のご飯を上に持ってくるように。
炊き上がったお米をほぐすだけで味が随分変わるそうですよ。
●
お米の保管にも気をつけて!
お米の保管には水分が大敵。
湿気の多い場所を避けて保管するといいそうです。
お米は基本的に保存食だけれど、
もしカビが生えてしまったら、それはもう食べないほうがいい。
大井さんが強く薦めていらっしゃった『
ほぐし』。
実演&体験をしましたよ~
大井さんのほぐし方は人が殺到して撮影できず^^;
参加者さんの体験シーンを撮影させていただきました。
『ほぐし』の方法は…
1.釜の中でお米を十字に切る
2.切ったところにしゃもじを入れる
3.お米を下から上に混ぜるように持ってくる
これを繰り返して、『ほぐし』を完了させます。
『ほぐし』の注意点は…
・ふっくら炊き上がったお米を潰さないように
・下のお米を上に持ってくるのがコツ
・お米が粘るまで混ぜすぎない(サクっと)
炊き上がったばかりのご飯というのは
表面に水分(蒸気による水滴)が多く乗っているのですって。
なのでその水分をお釜の中で均一にするために
この『ほぐし』を行うそうです。
ほんのちょっとの手間やコツで
いつものお米がもっと美味しくなっちゃうことばかりなんだな~って思いました。
さて!いよいよ
桑原さんちの魚沼産コシヒカリと
石橋さんちの新潟県長岡産コシヒカリと
松永さんちの新潟県長岡産こしいぶきの
3つのお米を食べ比べる試食ターイム!
おおお、クイズ形式ですか!
どのお米も食べたことないから分からないよ~^^;
ていうか
どれも
甘みがあって、
ご飯特有の美味しい
香りがあって、
粘りがあって、
弾力があって、
お米も立ってるしツヤツヤだし
ただひたすらに美味しいんですけど(笑)
若干粘り具合が違ったかな~?とは思いましたが…
答えはこうでした!
左の赤い容器が
桑原さんちの魚沼産コシヒカリ。
真ん中の緑の容器が
石橋さんちの新潟県長岡産コシヒカリ。
右の黄色い容器が
松永さんちの新潟県長岡産こしいぶき。
おかずも出てきました!わお♪
こちらは
桑原さんちの魚沼産コシヒカリ。
10年連続(だったかな?)
特A評価をもらってる優秀米なんですって!
特Aというのは、お米の評価の中で最も高いランク。
桑原さんちの魚沼産コシヒカリは
味、香り、粘り、弾力、どれをとってもバランスが良い
一番食べやすいお米なのだそうです。
お米の好みって育った地域やご家庭の炊き方などで
千差万別あると思うので
あくまでもわたし個人の好みによる感想になりますが…
わたしは粘りの強いお米が好きなので
結構さっぱりめなお米だな~と思いましたが
クセがないお米、というのかな?
どんなおかずにも合いそうな印象でしたよ。
お米の味もしっかり感じるし、
かと言ってでしゃばりすぎてないというか。
こちらの緑は
石橋さんちの新潟県長岡産コシヒカリ。
こちらも特A評価を受けているお米なんですって。
石橋さんは「水」にこだわりを持ってお米を育てているそうです。
このお米の特徴は
甘みが強く、粘りもある、お米の味が強いところ。
うん、確かに赤の容器の桑原さんちのお米より粘る。
純粋なお米の味がはっきりしてるって言うのかな。
もっちりしたようなお米でしたよ^^
でも実は…
こちらの
松永さんちの新潟県長岡産こしいぶきが
一番わたしの好みでした!
このお米の特徴は
さっぱりしたところなのだそうですが
個人的にはこれが一番甘みが強くて粘りも強かった!
それぞれのお米の特徴を聞いて、
これが石橋さんちのお米なのかと思ってたもん。
とてももっちりしてて、この中で一番やわらかいと思った。
お米特有の甘さも、食べてるときに鼻に抜ける香りも、
個人的にはこれが一番良かったんだよなぁ~
…でもこちらは特Aのいっこ下の
Aランクなんですって。
とは言え、
順位をつけるなんてできないくらいどれも本当に美味しかった!
お米自体が持つ美味しさもあるだろうし。
大井さんが教えてくれた炊き方なども関係してくるだろうし。
とりあえず一番よく分かったのは
わたしが今まで炊いてたお米の味とは確実に違う
ってことでした(笑)
本当に充実したイベントで
参加させていただけて本当に良かった!
教えていただいたことは
新しい器具を用意したりせずとも
やり方を変えるだけですぐに実践できることだし
美味しいお米を楽しむために
美味しいお米を炊けるよう、頑張ろうって思いました!
このたびは本当にありがとうございました^^
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